革の魅力は、年月とともに風合いが変化すること。これは経年変化(エイジング)と呼ばれる現象です。
革財布は、使い方や手入れの仕方によって表情が変わります。いわば持ち主の「味」に染まってくれるわけです。
革財布の経年変化をより楽しみたいのなら、簡単で良いのでメンテナンスしてみるのはいかがでしょうか。
革財布の経年変化やメンテナンスについてご紹介していきますので、「革財布の魅力を知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてください。
使うほど味が出る革財布の経年変化
革製品の経年変化とは、年数の経過とともに、革の色・質感・手触りなどが変化すること。
変化の仕方は1つ1つ異なりますが、色合いが深くなったり、艶が増したりすることがほとんどです。
経年変化といえば、牛革をイメージする方が多いでしょう。牛革は最もポピュラーな革なので、1度は使ったことのある方なら自然なツヤ感や革が柔らかく経年変化するイメージをお持ちではないでしょうか。
牛革だけではなく経年変化は、ウロコのある蛇革・ワニ革でも楽しむことができます。素材によって変化の仕方が異なるため、使い比べてみるのも良いでしょう。
ATAO(アタオ)では多様な革素材のお財布をご用意しています。
たとえば蛇革財布では、長財布limo(リモ)パイソンシリーズ、limo(リモ)パイソン・バイカラーシリーズのほか、最薄長財布slimo(スリモ)パイソンシリーズを展開しています。
ワニ革財布である最薄長財布slimo(スリモ)・クロコシリーズは定番の落ち着いたカラーから珍しい鮮やかなカラーまで展開しているので、大人の女性や男性にもたいへん人気です。ペアで持つのもおすすめです。
もちろん革財布の王道・牛革のご用意もございます。牛革財布は蛇革などに比べるとお手入れがしやすいため、経年変化の入門編としてもおすすめです。
ATAO(アタオ)の牛革財布シリーズは、長財布limo(リモ)ヴィトロシリーズ・最薄長財布slimo(スリモ)ヴィトロシリーズなど。華やかな見た目で、プレゼントにも喜ばれるシリーズです。
落ち着いたビジュアルがお好みの方には、限定「ボタニカルシリーズ」がおすすめ。サイズ展開が豊富で、ニーズに合わせて選びやすいのも魅力です。
いずれのシリーズも、上質な素材を使って職人が丁寧に仕上げたお財布ばかりです。ぜひ、ラインナップ豊富なATAO(アタオ)のお財布をご覧ください。
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革財布の色は経年変化で大きく変わる
経年変化でもっとも分かりやすいのは、色の変化。一般的には深み・艶が増して、色が濃くなります。
長財布limo(リモ)・クロコは「革の宝石」と呼ばれる天然素材のクロコダイルを使っております。使うほどに深みが増しまた違った表情を魅せるのも楽しみですね。
経年変化を楽しむのにおすすめのカラーは、ずばり白・緑・青。それぞれどのような変化をみせるのか、ご紹介していきます。
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■白い財布は艶感が増し鮮やかになることも
色の変化を実感しやすいのは、なんといっても白いお財布。年数とともに色が濃くなり、ナチュラルなカラーに変化していきます。
アイボリーなどと表現されることもあり、光沢・艶感が出ることも多いです。
ATAO(アタオ)の牛革財布slimo(スリモ)ケリー/アイビスホワイトは、経年変化をすると艶感が増して色味が鮮やかになります。
パイソンレザーのlimo(リモ)パウダーパイソン/パウダーホワイトは、ベージュ系に大きく色味が変化。
クロコダイルレザーのlimo(リモ)クロコ/スノーホワイトは、艶感が増して色味が鮮やかに経年変化することも。
ちなみにきれいなナチュラルカラーにしたい場合、素材はヌメ革がおすすめです。
ヌメ革とは染色していない革のことで、革本来の色や艶をより楽しむことができます。
ATAO(アタオ)では、オイルを少し馴染ませた製法で仕上げたパイソンレザーをご用意しています。
色やウロコの形がそれぞれ異なり、使う人や使い方によって人それぞれオリジナルの変化が楽しめるでしょう。
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■緑の財布はトーンダウン
緑は色の変化がガラリと変わる色味ではないため、革を扱うのが初めてという方にも使いやすい色味ですよ。
実は経年変化は素材や色味によって変化の仕方が2パターン存在します。
- 革に経年変化が大きく出て色味に大きな変化がでるもの
- あまり色味は大きく変化がでないもののツヤ感・深みが出て高級感が増すもの
緑色は「あまり色味は大きく変化がでないもののツヤ感・深みが出て高級感が増すもの」に該当するため、革のお財布初心者の方にも使いやすい色ムラが大きく出すぎない育てやすいカラーなんです。
明るめの緑色のお財布でも、使ううちに深みが増して落ち着いた色に。経年変化がさらに進めば、渋い色に変化することもあります。
ATAO(アタオ)で緑色のお財布といえば、限定「ボタニカルシリーズ」が代表的。もともと落ち着いたカラーなので、大人女性や男性にもおすすめです。
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■ネイビーの財布はより濃い色に
ネイビーのお財布は経年変化すると基本的には濃い色へと変化していきます。変化の仕方は他の色以上にダークトーンになる傾向です。
落ち着いた色味のお財布が好みの方には、経年変化によってさらに知的で上品な印象になるネイビーのお財布がおすすめです。
ATAO(アタオ)でも牛革を使用したlimo(リモ)ケリーシリーズや3種の異素材を編み込んだlimo(リモ)ルークシリーズで、経年変化によって美しく変化するネイビーカラーのお財布をご用意しています。
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経年変化で革の色が変わるのはなぜ?
なぜ、革財布は年数が経つにつれて色味が変化するのでしょうか。ここで、革財布の経年変化の仕組みを確認しておきましょう。
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■皮脂による革の成分の変化
皮脂による革の成分の変化も、経年変化の要因です。
お財布は手で触れる機会が多いもの。そのぶん、手の皮脂や汗がしみこみやすいため、その部分が変色しやすくなっています。
皮脂と経年変化の関係は、後ほど改めてご紹介しますので、ぜひそちらもチェックしてくださいね。
■革財布の経年変化は革の材質によって違いがある?
革の経年変化は材質によって違いがあります。
経年変化は革の加工方法によっても異なりますが、牛革・蛇革(パイソン)・ワニ革(クロコダイル)の一般的な経年変化を紹介します。
牛革は耐久性が高く、使い込むほどに風合いが増していきます。
手の油や摩擦によって柔らかくなり、艶が出てくるため、使い続けると表面の光沢が増して色が深みを帯びてきます。
蛇革独特のウロコは使い始めは立体的に感じますが使用するにつれて柔らかくなり、手に馴染んでいくのが感じられるでしょう。
この蛇革特有の柔軟性は使う人の手の形や使い方に応じて変化し、表面の艶と光沢は増していきます。
ワニ革は耐久性が高く、高級感のある素材です。
ATAO(アタオ)で主に使用しているマットクロコダイルは、経年変化により革の表面が柔らかくなり、独特の艶が出てきます。ウロコ模様の部分が磨かれて光沢が増すことで、より一層高級感を感じられるようになります。
どの材質も特徴的な経年変化を見せるため、選ぶのに迷ってしまいますね。
同じお財布でも変化の仕方は使う人によって変わります。お気に入りのお財布を見つけて自分だけの経年変化を楽しんでくださいね。
経年変化を楽しみたいならこんなことに気をつけて
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経年変化を楽しむなら、定期的なメンテナンスが必要な場合もありますが、実はメンテナンスのしすぎにも注意が必要なんです。
特に気をつけたいのは、クリーム塗布と防水ケアのやりすぎ。それぞれの注意点や正しいお手入れ方法をご紹介します。
■クリームの塗りすぎは禁物
乾燥を防ぎ、艶・光沢を出すために革製品に保湿クリームを塗っている方もいるのではないでしょうか。
しかしクリームは塗りすぎると、かえって革の状態を損なうこともあります。たとえば次のような状態は、クリームの塗りすぎのサインです。
- 白く浮き出す
- 白い粉をふいたようになる
- シミ
- 色むら
- かび
見栄えを保つためにも、クリームの塗布は適切に行いましょう。ちなみにお財布の場合、1回あたりのクリームの量は米粒1~2粒程度。
クリームをつけすぎるとシミになってしまう可能性もあるため、少量を少しずつ取って馴染ませながら塗り込んでいただくのがおすすめです。
ケア用品を使用する前には、必ず記載されている対象素材をご確認の上、ご使用ください。
クリームを塗りこむ頻度としては月1回が目安です。ただし、革の表面が乾燥していなければ、もっと低い頻度でもかまいません。
保湿クリームはあくまで革の乾燥を防ぐためのものです。こまめに革の状態をチェックして、「乾燥に気づいたら塗る」くらいの姿勢でいましょう。
もしクリームを塗りすぎたと感じる場合は、次のような方法でリカバリーできます。
- (クリームが乾く前なら)クロスで拭き取る
- ブラッシング
- 革用のクリーナーを使う
クリームを塗りすぎたときにぜひお試しくださいね。
ちなみにクリームは、まず目立ちにくい場所に少しだけ塗ってみると、塗り過ぎなどの失敗を防ぎやすくなりますよ。
■防水ケアもほどほどに
革は水濡れに弱いものです。そのため、防水スプレーを使って定期的に防水ケアをしている方も多いことでしょう。
しかし防水スプレーにはご注意ください。かけ過ぎると、革製品にしみこみすぎてしまい、ムラ・しみなどの原因となってしまう場合もあります。
「防水スプレーをかけたら革にまだら模様ができた…」という失敗は、実は少なくありません。
まだら模様を防ぐには、お財布から20cmくらい離してスプレーすることが大切です。ただしケア用品を使用する前には、必ず記載されている対象素材をご確認の上、ご使用ください。
また、スプレーする前はお財布の汚れをしっかり落としてください。汚れが残ったままだと、その部分がムラ・しみになりやすいためです。
万が一、防水スプレーでまだら模様ができた場合は、柔らかい乾いた布で優しく拭き取りましょう。
乾拭きで改善しない場合は、革用のクリーナーを使うと、まだら模様が目立ちにくくなりますよ。
手の油は経年変化に最適な天然オイル
革財布は実は特別なメンテナンスをしなくても、自然と深みが出ることが多いんです。その理由は、お財布は一日に何度も手に触れる機会が多く、使用頻度も高いため。
実は人間の皮脂は、革に艶・光沢を与える天然のオイルなのです。お財布は使う頻度が高い分、手の油がつきやすいアイテム。
革が手の油を吸収すると、自然と光沢が生まれて飴色に輝きます。
つまり革財布を美しく経年変化させたいなら、たくさん使ってあげることがなによりも大切なんです!
よく触る部分は色味が早い段階で変化しやすいため、あまり触らない部分は素材の目に沿って良く撫でてあげることで綺麗な経年変化が生まれますよ。
ATAO(アタオ)のお財布は、職人が丁寧な手仕事で仕上げており、大事に使いたくなるものばかり。
愛着を持って長く使えるお財布をお探しなら、ぜひATAO(アタオ)の商品をチェックしてくださいね。
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経年変化した革財布もこんなときは買い替えよう
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革製品には寿命があることを理解しておきましょう。
風水では、状態の悪いお財布は金運を下げるといわれています。お財布が古くなったと感じる場合は、金運アップのためにも、買い換えを検討してみるのも良いでしょう。
ここからは、お財布の買い替えのサインについてご紹介します。
■革の乾燥や傷が目立つ
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定期的なケアをしても乾燥・傷が目立つ場合は、革が寿命を迎えている可能性がございます。ちなみに乾燥のサインとしては、色落ち・ひび割れなどが代表的です。
色落ちは経年変化の1種であるため、個人で好みが分かれます。もし明らかに色が褪せている場合などは、買い換えを検討しても良いでしょう。
■財布が変形した
お財布が型崩れしたり、ヨレヨレになったりした場合は、買い換えどきかもしれません。特にカードや小銭を大量に収納しているお財布は、型崩れしやすくなります。
カードや小銭を出したらお財布の形が復活する場合、まだまだ活躍してくれそうです。一方、中身を抜いても型崩れしたままなら、寿命の可能性があります。
もう1つ注目したいのが、お財布の角部分。擦れ・色落ちが目立つなら、同じく買い替えのサインです。
■目立つ汚れがついてしまった
目立つ汚れ・しみ・傷がつくと、お財布の見栄えが悪くなってしまうことも。気になる方はできれば買い替えたほうが無難でしょう。
ちなみに汚れ・しみ・傷は、クリームやクリーナーで目立ちにくくすることもできます。もしケアをしても目立つ場合は、寿命と割り切るのも大切かもしれません。
上質で長持ちする革財布を探すなら
長く使えるお財布をお探しなら、一度革財布を手に取ってみてください。
ATAO(アタオ)では牛革財布として、limo(リモ)ヴィトロやslimo(スリモ)ヴィトロなどのシリーズをご用意しています。
そのほかでは、蛇革のlimo(リモ)パイソンやslimo(スリモ)パイソンシリーズ、ワニ革のslimo(スリモ)・クロコシリーズも取り揃えています。
ATAO(アタオ)の人気商品の1つであるヴィトロシリーズも含め、上質な素材を用いています。
職人が1つ1つ丁寧な手仕事で仕上げたお財布ばかりですので、愛着を持って長くお使いいただけます。
経年変化を楽しめる上質なお財布をお探しなら、ぜひATAO(アタオ)の商品をチェックしてくださいね。
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毎日使うものだから、経年変化を楽しめる上質な革財布を
お財布は、日々の生活に密着した身近なアイテム。長く使うためにも、お気に入りのものを持ちましょう。
ATAO(アタオ)では長財布limo(リモ)・クロコのような上質さにこだわったお財布を多数ご用意しています。
性別・年代を問わずにお使いいただけるアイテムも多いため、ぜひプレゼントやペア使いとしてもご利用ください。
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