気づけば、いつも似たようなバッグばかり選んでしまう─そんなふうに感じたことはありませんか?通勤やちょっとした外出、お呼ばれのときなど、どんなシーンにも寄り添ってくれる「相棒」のようなバッグがあれば、毎日の装いはもっと自分らしく、もっと自由に楽しめるはず。
本日ご紹介するのは、ATAO(アタオ)の3つの名品。プロのスタイリストである小川未久さんが、“いまのイチオシ”と惚れこんだバッグだけを厳選しました。どれもあなたの日常に洗練と輝きをプラスし、身につけるたびに自信を与えてくれるような、とっておきのバッグばかりです。
バッグ選びは奥が深いもの。機能性やデザインだけでなく、あなたのライフスタイルや好みに合うかどうかが重要。ぜひプロならではの視点を参考に、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。
プロが手放せないミニバッグの完成形「chivy+」─深海ネイビーで“抜け感”をプラスして
いまや“ATAOの顔”ともいえるロングセラー商品の「chivy+(チヴィプラス)」。丸みを帯びたクラシックなフォルムに、レザーの上品な質感が魅せる美しさは、お客様だけでなくATAOのスタッフや多くのスタイリストをも魅了しています。
どんなスタイリングにも自然に馴染み、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍。2WAY仕様で、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使えるため、仕事終わりの食事会、休日のデートなどTPOに合わせて使い分けられる点も、プロが評価するポイントのひとつです。朝はハンドバッグで上品に、夜はショルダーバッグでカジュアルに…一日の中で表情を変えるのも素敵ですね。実際に手に取ると、細部にこだわりが宿る上品なデザインとレザーの質感に思わず見とれてしまいます。
もう一つの忘れてはならない「chivy+」の魅力が、コンパクトな見た目から想像できない“頼れる収納力”です。その計算し尽くされた設計とサイズ感で、500mlのペットボトルも楽々入る実力派。内装にミニポケット2つ、ファスナーポケット1つ、外装に背面ポケット1つを配置し、スマホ、財布、鍵、リップと必要なものが全部きちんと収まるのが嬉しい。日々の使いやすさへの妥協のない“ものづくり”を感じさせてくれます。
「chivy+」のカラバリは全6色。その豊かなカラー展開のなかでもスタイリストの小川さんのおすすめはネイビーなんだそう。黒ほど強くなく、でも品があって知的。きれいめスタイルにはもちろん、デニムなどのカジュアルな装いにも、さりげなく女性らしさを添えてくれる万能カラーです。いつものブラックに少し飽きてしまった方は、落ち着いた印象と上品さを兼ね備えたネイビーをコーデにプラスしてみて。きっとあなたの日常をアップデートしてくれるはずですよ。
「黒いバッグが使い勝手抜群なのは言わずもがな。『でも、気がついたら黒ばかり…』という方にこそ、次はこんな絶妙なネイビーをおすすめしたいです。
黒と同様にオンオフ問わずいろんなシーンに馴染むのが、深いネイビーの魅力。たとえば全身ブラックで引き締めていても、バッグなどの小物にネイビーを選ぶだけで不思議と抜け感が出るんです。白やベージュといった明るめトーンのお洋服はもちろん、パキッとした赤などの鮮やかなお洋服とも相性バッチリ。バッグが黒だと少しコントラストが強すぎるけど、ネイビーだとハマるってこと、大いにあるんです。
まさにTPOを選ばない、おしゃれカラーのバッグ。このちょうどいいサイズ感と、ほどよい“きちんと感”も持ちやすい秘訣ですね。(スタイリスト小川さん)」
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機能美と色彩美が融合したお仕事バッグ「ファンクヴィ」─バーガンディで“魅せる品格”を味方に
「仕事の日も、自分らしいおしゃれを楽しみたい」そんな願いを叶えてくれるのが、ATAOのビジネスバッグ「ファンクヴィ」。エレガントな見た目と、細部に宿る機能性が絶妙に融合したこのバッグは、まさに“できる大人のための一品”。
持つだけで背筋がスッと伸びるような、きちんと感と信頼感を兼ね備えています。
一見シンプルで上品な佇まいですが、その内装はビジネスパーソンが求める機能がぎっしり。A4サイズの書類はもちろん、PCやタブレットなどすっきり収まるサイズ感です。内側にはクッション材入りの仕切りポケットを採用し、大切な仕事道具をしっかり守り、安全に持ち運べます。そのうえ防水レザーで雨の日も安心。通勤時や急な出張、外回りなど、忙しく働く女性にとって頼れる相棒になってくれるでしょう。
それに驚くべきは、これほど大容量の本革バッグなのに1kgを切る約990gという軽さ。「ずっしり重い」印象を覆し、長時間持ち歩いても疲れにくい快適さが実現されています。しっかりした持ち手は安定感抜群で、軽やかさと安心感を両立したその設計は、“大切な日の勝負バッグ”としてビジネスのお供にぴったりです。
「機能性を追求しながら、これほど美しいバッグはめったにない」というプロの評価も、「ファンクヴィ」の完成度の高さを物語っていますね。
「A4の書類も入ってしまうほどの大容量なのにスマートな見た目の『ファンクヴィ』。その機能性はもちろんですが、今回注目したいのは洗練されたカラーリングです。なかでも私のおすすめはバーガンディ!深みがあって、高級感のある色味がとっても素敵ですよね。
バーガンディのアイテムは、ブラウンともまた違った品があり、おしゃれで“媚びない女性らしさ”があります。トレンドのブラウンコーデに合わせて、トーン・オン・トーンなスタイリングでぜひ持ってみてほしい。
そして、意外にもいろんなカラーと調和しやすい点も、おすすめのポイント。センスの光る色づかいが、いつものコーディネートにひと味違った上品な魅力をプラスしてくれるかも。(スタイリスト小川さん)」
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レトロモダンなワンポイントを添える「アメリ」─“遊び心”を忘れない洗練された輝き
「今日はちょっとだけ特別な気分で出かけたい」そんなときに手に取りたくなるのが、ATAOのミニバッグ「アメリ」。その魅力は、レトロとモダンが絶妙に融合したデザインにあります。
ミニマルなサイズながら個性が際立つフォルムに、透明感とツヤのあるエナメルレザーが彩りを添えてくれます。まるで喫茶店のモザイクランプのようなきらめきを放つこの素材は、光の当たり方で表情が変わり、どこか懐かしくも新鮮。シンプルなワンピースやTシャツ×デニムのスタイルにも、一点投入するだけで“こなれ感”を演出してくれますよ。
チェーンとベルトの2WAY仕様で、シーンチェンジにも対応!なんといってもフリルが立体的な太めベルトには、長時間かけても肩が痛くなりにくいデザインで、肩への負担を和らげつつ、華やかさをプラスしてくれます。ガバっと開けるファスナーで出し入れのしやすさも◎。存在感のある馬蹄デザインの金具といった細かなディテール一つひとつにもデザイナーのこだわりを感じられますね。
そして特に印象深いのが、その心惹かれるデザインストーリー。“架空の純喫茶アメリ”がテーマという独創的なコンセプトのこのバッグは、“可愛い”だけじゃない、“使いやすさ”だけでもない。見るたび、使うたびに心がときめくアートピース。デザイナーが込めた“遊び心”が形になった、物語を感じさせるデザインが視線を惹きつけるコーディネートのワンポイントとして格上げしてくれるでしょう。自分だけの“ときめき”を大切にしたい人にぴったりのバッグです。
「『アメリ』の最大の魅力はなんといっても、まるでジュエリーを身にまとうような華やかさ!
これから夏になってくると、Tシャツスタイルやワンピース一枚で過ごす日も増えますよね。『でも、カジュアルすぎてお出かけにはちょっと…』という方に、このバッグをぜひ試してほしいんです。『アメリ』をプラスするだけで、瞬時に洗練された“大人カジュアル”へと昇華させてくれます。
特におすすめなのはブラウントーン。大人っぽいシックな配色がおしゃれで、合わせやすい色味です。たとえば、クローゼットから手に取りがちなシンプルな黒ワンピースや、白Tシャツ×デニムなどの『何をプラスしよう?』と悩むスタイルで大活躍。付属のチェーンを外さずに、黒いフリルのベルトを斜めがけすれば、それだけでアクセントになり“大人なカジュアルスタイル”が完成します。
チェーンのハンドバッグスタイルにすれば、結婚式、入学式などのオケージョンシーンにも使えます。普段使いだけでなく、セレモニーコーデを彩ってくれるのも嬉しいですね。(スタイリスト小川さん)」
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心ときめく上質な日常をあなたの手に
たとえば、気分の冴えない朝。お気に入りのバッグを手に取るだけで、なんだか自分らしくなれる。持つことで背筋が伸びたり、鏡に映った自分に少しだけほほえみたくなったり…。そんな“小さな自信”を私たちにくれる。
ATAOの名品バッグに共通するのは、軽さ、機能性、美しさ。そのすべてのバランスが絶妙に調和しているからこそ、長く使い続けたくなる。それは単なる“モノ”ではなく、“生活に寄り添うパートナー”のようなものかもしれません。「持つ人のライフスタイルを豊かにする」という想いを大切に、トレンドに左右されることなく、時代を超えて愛され続ける理由がそこにあります。
次に迎えるあなたの“パートナー”は、どんなアイテムですか?ATAOのバッグなら、きっとあなたの日常に新しい彩りが加わることでしょう。自分の好きを大切にしながら、あなただけの名品に出合えますように。
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小川未久(@mikuogawa_stylist)
スタイリスト。2015年より独立。俳優・タレントなどの衣装を中心に、雑誌・TV・イベント・広告など多岐に渡り活動。着る人のパーソナリティを大切に、モード感やエッジを効かせた品のあるスタイリング、またバランスを意識したレイヤードスタイルを得意とする。そのアクセサリー使いにも定評あり。
Photo:Rika Matsukawa(HiGEKIKAKU)
Text:Emu Korematsu