革財布を愛用する皆様の中で、自信を持ってお手入れをしている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
もしかしたら「お手入れはしているけれど本当にこの方法でいいのか不安」という方や「お手入れはした方がいいとは聞くけどできていない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、せっかく高品質の革財布と巡り会ったからには綺麗な状態で長持ちさせたいと考える方は少なくないのではないでしょうか。
「どういうお手入れが正解なのか分からない」という方にも安心して革財布を愛用して頂くために、お手入れ方法や必要なアイテム、素材の種類や長持ちさせるコツなどを解説します。
革財布はお手入れが大事!
革財布を愛用される皆様は、良い品を長く使いたいとお考えの方が多いのではないでしょうか。革財布はお手入れ方法を正しくきちんとケアすれば長年にわたって使用できるアイテムです。
革製品の魅力は長年寝かせた上質なワインやチーズに通じるものがあります。また、お手入れを続けるうちに革製品の持ち味が出て少しずつ自分だけの革財布になっていくのです。
革財布は、ほぼ毎日バッグに入れられ、触られるものです。その時点で手の油分が革に深い色合いと美しい変化をもたらしますが、それは「汚れやすい」という宿命と表裏一体でもあります。
何度となく外気や風に当たるうちに革そのものがひび割れてきたり、雨に濡れたり、時には落としてシミや汚れがついてしまうことも多いのです。
そのようなダメージをそのままに使うよりも、お手入れしながら大切に使った方がずっと長持ちします。
ATAO(アタオ)でお手入れしがいのあるお財布がきっと見つかります
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革財布はお手入れしないとどうなるのか?
革財布はものによっては折り畳み部分が経年変化でひび割れてしまうこともあります。
また、雨に濡れた時や消毒用アルコールがかかってしまった時、シミや汚れとして残ってしまうことも。
日々お手入れをするのは難しい方は、汚れが目立つ場合のみお手入れをしていただいても、より永く綺麗な状態でご愛用いただけますよ。
せっかく気に入って買った革財布なら、綺麗な状態で長く大切に使いたいものですね。
ATAO (アタオ)では商品を長くお使いいただきたいという想いからケア用品も販売しています。ブラッシングをして少量のクリームを塗るだけで使い方も簡単。
ぜひこの機会にお試しくださいね。
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革財布のお手入れはいつから始める?
革財布を長く愛用するためにはお手入れが必要になることもありますが、いつどのようなお手入れをすればよいかご存知ですか?
まず、革財布のお手入れの第一歩として、使い始める前に革用の防水スプレーを使用する方法があります。防水スプレーを吹きかけておくことで、シミや汚れをある程度防止することができます。
防水スプレーを使用する際は、まずはやわらかい布でお財布を拭き、表面のホコリや汚れを落としておきましょう。
また、吹きかけた後はしっかりと乾燥させることが大切です。
ただし、防水スプレーは必ず必要なお手入れではありませんので、使用するかどうするかはお好みで検討してみてくださいね。
日々のお手入れとして、専用ブラシでのブラッシングややわらかい布で空拭きすることで、革の表面に付着した細かい汚れを取り除くことができます。
落ちにくい汚れが気になる場合は、革用のクリーナーを使用する方法もあります。
購入後時間が経って油分や水分が失われて乾燥が気になる場合は、革の専用クリームで油分を補充して潤いを保つことができます。
ATAOLAND+(アタオランドプラス)公式オンラインストアでは革の素材ごとに専用のクリームやお手入れ用品を取り扱っているので、お財布と一緒に購入すると便利です。
ケア用品を使用する前には、必ず記載されている対象素材をご確認のうえでご使用ください。
革財布のお手入れに必要なものはこれ!
では具体的にどのようなアイテムが必要になるのでしょうか?
こだわりのある上級者なら既に十分なケアアイテムを揃えていらっしゃるかもしれませんが、ここではあくまで初心者向けの最低限のアイテムに絞ってお伝えしていきます。
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■馬毛ブラシ
馬毛ブラシはブラッシングに使います。お財布の表面には目に見えないホコリや汚れがついてしまうものです。
そういった汚れをまず軽く綺麗に落とすため、ブラッシングが必要になります。馬毛はヴァイオリンの弓にも使われる素材で、使えば使うほどに手や革製品になじむ自然素材です。
■柔らかい布
そして柔らかい布は乾拭き用です。革用クリームをすり込むのにも使えます。
着古したTシャツの一部やタオルでもいいですが、布からお財布に色移りしないよう白色が無難でしょう。
■革用クリーム
革財布に光沢感を出してくれるのが革用クリームです。乳化性のクリームを使いましょう。
きちんと専用の革用クリームを揃えておく方が長期的に見て良いでしょう。
ただしパイソンレザーやクロコダイルは、爬虫類専用のケア用品をご使用いただくのが良いため、ケア用品を使用する前には必ず記載されている対象素材をご確認の上、ご使用ください。
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革財布のお手入れの3ステップ
「革財布のお手入れはなんだか難しそう」というイメージを持ってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
今回は基本中の基本を、覚えやすいよう3ステップに絞ってお伝えします。
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■まずは財布をブラッシング
まずはお財布の表面に付いているホコリや汚れなどを、専用ブラシで優しくブラッシングし落としましょう。
■柔らかい布で乾拭き
そして柔らかい布で乾拭きもしておきましょう。
ブラッシングでだいたいのホコリや細かい汚れは落とせますが、柔らかい布で丁寧に磨き込むことで汚れ落としの仕上げを入念に行います。
愛情を込めて磨き上げることで表面の光沢もより輝くようになるでしょう
■仕上げに革用クリームで保湿
最後に、革財布に光沢感を出してくれる革用クリームを布に取り、表面に塗っていきましょう。塗る際、クリームが均一になるようすばやく塗るようにしてみてくださいね。
この状態で通気性の良い日かげに半日ほど置くと革財布のお手入れは完成です。
丁寧な手作業によって作られた革財布ですから、丁寧なケアで長く愛用してあげられたら理想的ですね。
ATAO(アタオ)では、長く愛用できるお財布をご用意していますので、これを機にチェックしてみてください。
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防水スプレーでさらに長持ちさせよう
ここまででお伝えした3ステップで革財布のケアは十分なのですが、さらに2、3週間に1回防水スプレーを使うと水汚れを防いでくれたり、和らげてくれたりします。
防水スプレーをかけることで汚れの付着の防止、水濡れの防止が期待できますが、素材によってかける防水スプレーが違う事や使用頻度にも注意が必要です。
普段のお手入れ方法ではカバーしきれないところをカバーしてくれることもありますので、防水スプレーを使ってみることもおすすめです。
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素材のいい財布はお手入れ次第で一生ものに
革財布を使っている方のなかには、「お財布をどれだけ長く使うことができるか?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
実は、素材のいい財布はお手入れ次第では非常に長く使用することができます。
せっかく上質なお財布と巡り会ったのですから、できれば長く大切に愛用したいものです。そこで大事なのがお手入れ方法や普段のケアです。
たとえばATAO(アタオ)の革財布は一点ずつ職人が手作業で仕上げています。丁寧に作られたものを、使う方も丁寧に使っていくと革財布にも味わいが生まれます。それって素敵なことではありませんか?
大切に手入れされた革財布には、大切に住まわれてきた古い洋館のような趣と歴史が宿るのです。上質な革財布は一生のパートナーにもなり得る存在なのです。
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おすすめの革財布の素材
それでは、どんな素材の革財布があるのでしょうか?ここでは4つほど例を挙げて見ていきましょう。
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■パイソン
パイソンレザーとはいわゆる蛇革のことです。パイソン模様と天然皮革ならではの優しい手触りが特長です。ATAO(アタオ)では最もメジャーなエキゾチックレザーです。
蛇といえば金運アップの動物として有名なため、パイソンレザーは財布の素材として人気でもあります。
金運を応援するかのように比較的入手しやすい価格帯で独特の模様がハイセンスな方々に大人気。熱狂的な支持者がいるレザーです。
ATAO(アタオ)では、パイソン初心者にもおすすめしたい長財布limo(リモ)パイソンシリーズ、最薄長財布slimo(スリモ)パイソンシリーズがあります。
■クロコダイル
レザーのダイヤモンドともいわれるクロコダイルの素材は使う程にツヤが生まれ、一度手にしたら忘れられない滑らかさが魅力です。
ATAO(アタオ)では、厳選された天然のクロコダイルを使用した長財布limo(リモ)クロコシリーズ、最薄長財布slimo(スリモ)クロコシリーズを取り揃えています。
エキゾチックレザーという点ではパイソンと同じなのですが、美しさ・高級感・ファッション性などにおいて最高級のレザーという評価をされることもあります。
強度が牛革の10倍もあるといわれているので、タフなシーンでの使用にも十分耐えられます。エキゾチックレザーの王様ともいうべき存在でしょうか。
■牛革
L字の長財布limo(リモ)ケリーシリーズ、最薄長財布slimo(スリモ)ケリーシリーズは、ATAO(アタオ)自慢の上質な牛革を使っています。
「革製品といえばこの素材!」といわれるほど一般的に知名度があり様々な場面で使用されているのが牛革です。
牛革はいくつかの種類に分かれており、
- ベビースキン(生後3ヶ月以内の子牛革)
- カーフスキン(生後6ヶ月以内の子牛革)
- キップスキン(生後1年以内の若牛革)
- カウハイド(生後2年以上で出産経験がある雌牛の革)
- ステアハイド(生後2年以上の去勢された牡牛の革)
- ブルハイド(生後2年以上の去勢されていない牡牛の革)
とさまざまです。
種類によって価格や特性も変わってくるので、目的に合わせた牛革を選ぶことをおすすめします。
ATAO(アタオ)では、牛革のお財布を豊富に取り扱っています。是非オンラインショップでご覧ください。
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■ホーススキン
馬革(ばかく)の別称で、運動量の多い馬の革なので薄くやわらかいのが特長です。また世界的に馬の生産数は減少し続けているため、ホーススキン自体も珍しい素材になりつつあります。
日本では平安時代の古典「延喜式」には馬革、ホーススキンの記述が出てきます。当時から弓を射る時に手を保護する器具に使われたりしたようです。
兵庫県の播磨が馬革の主要な産地だという記述が「延喜式」にはありますが、兵庫県の播磨は姫路を中心に現代でも革製品の一大産地です。
日本人の歴史に寄り添ってきたホーススキン、脈々と受け継がれる歴史ロマンがお好きな方にはピッタリの素材かもしれません。
革財布を手入れして自分好みに育てよう
さて、ここまで色々と解説させて頂きましたが、実際に革財布を使う主役はこれを読んで下さっているあなたです。お手入れ方法も分かって、あとは入手して使い続けるだけです。
あなたはどんな革財布がお好みですか?色は?素材は?「こういう革財布がいい」というこだわりの条件はありますか?
素敵な革財布ライフを始めるなら「思い立ったが吉日」。一生ものなので、早く巡り会って革財布ライフを始めた方が楽しめる期間が長くなるからです。
購入した革財布をケアしながら使ううち、1年や2年経ってくると色合いや光沢が明らかな変化を見せることに気がつくでしょう。それは他の誰にもマネできない、あなただけの輝きです。
レザーは愛情をこめて使い、ケアし続ければその愛情に応えて色合いを変えてくれる魅力的な素材です。
そのあたりはペットを育てるような楽しみでもあるかもしれません。
また、一生ものとはいっても「一生それだけを使い続けなければいけない」わけではないので、心機一転新しい革財布を買ってイチから育ててみるのも良いですよ。
どうか、これぞという革財布に出会って後悔のない革財布ライフを楽しんで下さい。あなたの素敵な革財布ライフを私達は全力で応援させて頂きます。
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